技術情報
室内暗騒音値の設定
2025/01/22
- 無響室・防音室のソノーラ
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- 室内暗騒音値の設定
無響室や防音室を導入する際に、「室の中をどれだけ静かにしなければならないか」というのは設計上、見積上、重要ポイントです。
例えば、室内を30dB(A)にしたい場合、
- 1. 室外の騒音が50dB(A)であれば、50-30=20dBの遮音性能を持つ室が必要ですが、
- 2. 室外の騒音が80dB(A)であれば、80-30=50dBの遮音性能を持つ室が必要です。
当然、上記1と2では、それぞれ室の設計が異なりますし、金額も2の方が高額となります。
つまり、室の設置場所が静かであればあるほど、求める室内の静けさに対して遮音性能が低くて済みますので、室の金額も抑えられます。
よって、無響室や防音室を導入されたい、ソノーラに見積依頼をされたい場合は、室を設置する場所の騒音レベルデータ(騒音レベル+周波数特性)が必要になります。
ただ、「室を設置する場所は現状存在せず、数年後に新設される建物内に設置する予定」という場合もあります。
その際は、物理的に騒音レベルデータを取得出来ませんので、遮音性能を想定し仮設定するしかありませんので、ソノーラへ御相談ください。
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