技術情報
SEM(走査電子顕微鏡)防音エンクロージャ
2022/06/30
- 無響室・防音室のソノーラ
- 技術情報
- SEM(走査電子顕微鏡)防音エンクロージャ
ソノーラテクノロジーでは、顕微鏡用の防音カバー、防音ボックスを製造しています。顕微鏡を使用する際に音や振動は邪魔になります。音は空気を伝わる振動ですので、音の影響で画像のブレが発生してしまうことがあります。顕微鏡は試料を拡大し観察しますので、少しでもブレが発生してしまうと正確な観察が出来ないことになってしまいます。
防音カバーや防音ボックスは遮音をすることにより、試料に与える影響を軽減することが目的です。
SEM用防音エンクロージャは、弊社オリジナル遮音パネルを使用したクリーンルーム対応の防音筐体です。
SEM等の顕微鏡は音響ノイズにより画像のブレが発生してしまいますが、筐体により周囲のノイズをカットすることで安定的に使用が可能です。
基本サイズ
有効寸法 | W 1500 x L 1500 x H 2200 |
---|---|
外形寸法 | W 1650 x L 1650 x H 2275 (全高2525) |
仕様
- 外装:音パネル焼付塗装(指定色)
- 内装:背面吸音層+パンチングメタル
- 扉:ダブルスイングドア×3面
※ 背面メンテナンス用着脱式バネル(扉に変更も可能) - ユーティリティパイブ
- 給、排気サイレンサー
- 排気ファン
- LED照明:60W相当、スイッチ付き、コンセントコネクタ渡し
遮音量
単位dB
Hz | 125 | 250 | 500 | 1K | 2K | 4K | 8K |
---|---|---|---|---|---|---|---|
遮音量設計値 | 15 | 19 | 21 | 23 | 26 | 28 | 27 |
遮音量測定:JISA1417「空気音遮断性能の測定方法」
- << 一次側電源供給とは
- 貫通シャフト用騒音対策 >>
技術情報 新着記事
-
2024.11.20
無響室における吸音クサビ単体の吸音率について -
2024.11.09
【HBK×Sonora】VSAC+音響計測関連商品の御紹介 -
2024.11.05
吸音板「BFB」の施工方法御紹介 -
2024.11.05
クリーンルーム内での吸音材の使用について -
2024.11.05
逆二乗測定装置の開発その1 -
2024.11.04
音響性能保証の重要性について -
2024.10.30
無響室は危険な部屋?無響室に入った際の違和感、その原因は? -
2024.10.24
無響室、無響室業界の変遷(20年間)と未来 -
2024.10.19
密閉をしなくても防音は出来る?? -
2024.10.14
発泡ゴム・発泡ウレタンの防音材としての特性
SHOW ROOMソノーラ・ショールームのご案内
無響室・防音室メーカーであるソノーラテクノロジーでは、東京、静岡、愛知、兵庫を拠点に、全国対応が可能です。音響測定・調査・診断~設計製造・施工・保証迄の自社一貫体制です。また御殿場市の「富士山テクニカルセンター」には無響室・防音室のショールームがあります。実際に測定器を使用した状態で、当社製品の高い性能を確認いただきながら、独特の無響空間を体感することができます。またショールームの他に、当社紹介の映像、工場の見学も合わせて実施しております。国内にて無響室を無料開放している機関はほとんどありません。製品の購入を検討されている方、当社へ興味をお持ちの方、 一般の方、メディアの方など業務外での御利用も可能です。是非お越し下さい。
※現在、一時的に一般個人の方の見学予約を中止させて頂いております。御了承の程お願い致します。
〒412-0046 静岡県御殿場市保土沢1157-332 東名高速道路 御殿場ICより約15分
TEL 03-6805-8988 / eFAX 03-6740-7875(全支店共通)
CONTACTお問い合わせ・パンフレット請求
ソノーラテクノロジーの商品に関するお問い合わせやご相談は お問い合わせボタンよりお気軽にご連絡ください。 資料を郵送でご希望の方はパンフレット請求ボタンよりご連絡ください。