技術情報
他社製無響室の改築依頼
2023/07/10
- 無響室・防音室のソノーラ
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- 他社製無響室の改築依頼
ソノーラに他社製無響室の改築依頼があり、当社担当者がユーザーへ訪問しました。
ユーザーは10年以上前にその無響室を導入しましたが、別の場所へ移設をしたいという御希望がありました。しかし、メーカーからは移設不可であり解体撤去の上、新設をしなければならない、新設費用は1000万円強であるという回答があり、そのような費用はかけられないとの判断から当社にご相談がありました。
その無響室は、室内有効寸法2m角程度の小型無響室でしたが、多くの問題を抱えており改築が難しい状態でした。
- 移設できる作りではない
プレハブ方式ではない - 高額である
弊社規格無響室S-1よりも小さいながら上代価格を上回る - 防振ゴムがない
床設置面には一切防振処理がされておらず外部振動がダイレクトに無響室に伝搬 - 換気機能がない
無響室は密閉された空間です、窒息してしまいます
当社は将来の移設が可能である組立式無響室を設計、提案しました。
このように、移設ができない無響室は後々コストがかかってしまう場合があります。特に日本企業ではプロジェクトの移管によるレイアウト変更、別支店への設備の移動などが多いです。
このような問題を防ぐために、組立式の無響室をおすすめします。
組立式といえど、当社製無響室の音響性能は優れています。
- 組立式無響室の性能について
https://www.soundenvironment.jp/technology/anechoicchambergood/ - 組立式無響室の製品ページ
https://www.soundenvironment.jp/products/anechoic/ - 組立式半無響室の製品ページ
https://www.soundenvironment.jp/products/anechoic2/
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