技術情報
半円柱形吸音材
2024/10/09
- 無響室・防音室のソノーラ
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- 半円柱形吸音材
ソノーラでは、防音室や無響箱の内装吸音材に半円柱形吸音材を採用しています。
(防音室:BFP、無響箱:AST吸音材)
半円柱形はフラット形状に比較し、表面積が広い(約1.5倍)ことから音波が吸音材に入りやすくなっています。このことにより、特に高周波域の吸音性に優れています。
また、フラットな形状ですと、一次反射がしやすく、向かい合う面が並行になることから音響設計上不利となりやすいです。一方で、半円柱形状は平面ではなく、音を拡散・乱反射*させることが出来ます。
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* この記事では円柱形状へ音が当たった場合の反射について記載しています。
さらに、吸音材BFPは内部が空洞になっていることにより、消音機能を付加しています。音を閉じ込めるイメージです。
当社では、限られたスペースや壁厚の条件でいかに吸音材の吸音性を高めることができるか、常に研究開発テーマとしています。
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