技術情報
ダクトサイレンサーの種類
2023/09/20
- 無響室・防音室のソノーラ
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- ダクトサイレンサーの種類
ダクトサイレンサーは自動車のマフラーと同様の原理で、サイレンサー内を通気する過程で吸音材や様々な原理形状で音の通過を減衰する装置のことです。
基本形は、ストレートタイプです。
ストレートタイプは長ければ長いほど減衰量が増加します。
ただ、サイレンサーを施工する際には、寸法の制限がありますので、その制限の範囲で形状工夫をします。
※ サイレンサー設計上の注意点
遮音と同様に低周波域の減衰は困難です。
低周波音は振動を伴う、ダクト自体を震わせてしまい二次波を発生させるなど注意が必要です。
形状による圧力損失、流速を考慮する必要があります。
ダクトサイレンサーの種類
- スプリッタ形、セル形:サイレンサー内に仕切りを設け吸音面を増加させる形状です。
- エルボ形:90度またはその他の角度に曲げることでストレートタイプと比較して減衰させやすい形状です。
- 膨張形:入口と出口を小さく、中間に大空間を設けることで低周波域に効果があります。
- サイドブランチ形:低周波域に効果があります。対象波長により設計します。
ソノーラでは小型から超大型まで様々なサイレンサーを設計施工しています。
無響室や防音室など密閉された空間のための換気のためにはサイレンサーは必須です。
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