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住宅の防音工事は本来必要ない!?
2023/06/09
- 無響室・防音室のソノーラ
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- 住宅の防音工事は本来必要ない!?
- マンションでピアノ演奏が出来る防音室を作りたい
- 配信用の防音室を作りたい
このような御要望は多いと思います。
しかし、防音室を新たに設置するとなると、場合によっては何百万円もかかってしまうこともあります。
そもそも、なぜ防音工事をしなくてはならないのでしょうか?
それは、「住宅を設計する際にきちんと防音について考慮されていない」からです。
最初から防音設計をすれば、後で防音工事をするよりもかなり安く済みますし、防音もしやすいです。
世の中には多くの騒音トラブルがあります。本来は最初の設計段階で、きちんとした防音設計がなされるべきです。
ではなぜ、防音設計をしていないのでしょうか?
それは
- 無駄なコストをかけたくない
- 最低限の遮音性能さえあれば基準※はクリアしている(※建築基準法等)
- 設計者が防音に関する知識を持たない
などです。
しかし、騒音の問題は、今もこの先も起こります。
建築設計、建築音響の分野ではこの問題にもう少し目を向けるべきですし、場合によっては法整備なども必要ではないかと筆者は考えます。
石膏ボード単層のところを複層にする。ドアは密閉性の高いものにする。換気用のサイレンサーをつける・・この程度のことでも、かなり改善されたりもします。そこまで高額なコストがかかるわけでもありません。
遮音、吸音建材の開発、ドアや窓の開発ももっと進めなくてはならないと思います。
何もしなければ、10年先も、20年先もずっと変わらないです。
(10年前の住宅の構造と今の構造、比較しても大差ないです)
抽象的な表現でありますが、ソフトばかりが発展し、ハードは置き去りになっている。色々な業界に言えることではあります。
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