技術情報
無響箱の御紹介
2021/04/16
- 無響室・防音室のソノーラ
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無響箱は、当社主力製品の一つです。
(製品ページ:https://www.soundenvironment.jp/products/aeb/)
無響箱は箱形状のため、無響室と同様の測定をすることは出来ませんが、小型モーターやギア、電子部品等の音響測定に使われます。
また、被測定物を無響室で測定したデータを元に無響箱環境に合わせて補正をする等の使用方法もあります。
無響箱の大きな特長は、「遮音性能の高さ」です。箱内有効サイズが小さいながらも環境によっては箱内暗騒音10dB(A)以下と無響室並みの静かな環境を作ることが出来ます。過去、4.5dB(A)の暗騒音の実績もあります。
当社では、無響箱は規格品としてTYPE-1~4までの4種類がありますが、ほとんどのお客様にはカスタムメイド対応を行っています。
例えば、お客様の御希望測定環境が、被測定物からマイクロフォンまでの距離を1m確保したいとなると、横長の無響箱を設計しますし、ドアを自動化にしたいとなると電動式や空圧式のドアを設計します。その他、被測定物をボルトでテーブルに固定し、スライディング機構で1m程手前に引き出したり、マイクロフォンを任意位置にしたい場合は、フレキシブルクランプを御提案する等、基本的には「お客様の御要望に合わせた御提案」を行っています。
また、無響箱はユニック式トラックで納品も出来ますので、お客様側で搬入据付をするケースもあります。(当社の作業費が発生しないのでコストを抑えられます)当然その際も当社にて出荷検査、性能試験を実施した上での発送を行います。海外輸出も可能です。
当社は無響箱の性能については絶対的な自信があり、国内外問わず多くの納入実績もあります。無響箱の導入をお考えのお客様は是非他社製品と比較してください。
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